- ■お荷物量
- 基本的にお荷物量が増えれば料金が高額になります。
- 不要な物、無駄な物、ゴミまで移転先に持って行かれる方も多いです。引越時は不用品処分の絶好のチャンスです。徹底的に処分してお荷物量を減らせば料金も変わってきます。
- ■荷造りの工夫
- 手間はかかりますが、荷造りの仕方次第で料金を抑えることも可能です。
- 布団は布団圧縮袋の使用で体積は1/3程度になります。ベット・カラーボックス・パソコン机・棚類は殆どが分解可能です。当店ご利用の皆様には常日頃から大変協力して頂いております。
- ■家財道具の購入
- 家財道具の新規購入は引越先で。
- 現住所で購入されますと、それだけ荷物量が増えて料金が上がる要因になりかねません。特に大物は引越先で購入したり、全国チェーンのお店で購入して引越先に配送してもらうことをオススメします。特に、初めて一人暮らしされる方は、部屋の広さや収納能力を考えずに、あれこれ買い過ぎてしまい、部屋が荷物で埋め尽くされてしまうことは、よく有りがちな失敗例です。最初は必要最低限の物だけ揃え、徐々に買い揃えていくのが正解です。
- ■大型品の購入
- 頻繁に引っ越す方は家財道具選びにも気をつけましょう。
- 大型家具、ダブルベッド、2~3人掛のソファー、自転車、バイク、大型TV、3ドア以上の冷蔵庫、乾燥機能付洗濯機、ピアノ、大きな観葉植物等は、嵩張る、重い、扱いが難しいお荷物の代表格です。女性ではお手伝いが難しく、作業スタッフ追加で金額アップの要因となるお荷物群です。欲しいものを我慢するのは偲びないですが、引越費用を考えて日用品を揃えるようになれば、あなたも引越達人です!
- ■日時指定
- 指定があればあるほど料金はアップする要因になります。
- 『時間指定無しのフリー便で可』『○日までに届けば可』『日はいつでも可』『○日~○日の間の空いている時でお任せ』などと依頼頂ければお安くできる可能性がございます。お忙しい方には難しいでしょうが、スケジュール調整が可能な方はご相談下さい。
- ■予約時期
- 申し込みは余裕をもった時期に行いましょう。
- 直前では他社と比較検討する時間的余裕もありません。
- ■作業梱包料金
- 搬出・搬入・荷造りに要する時間についてかかる料金です。
- 出来る作業は自分で行い、業者が行う作業を極力減らすことです。一戸建の方に限定されますが、2階の荷物を事前に1階に降ろしておいたり、納屋やガレージがある場合は、予めそこに荷物を全て出しておけば、後は積み込むだけになり作業時間の短縮につながります。
- ■作業スタッフの人数
- 基本的に作業員は多いより少ないほうが安くなります。
- 作業スタッフを減らすには依頼人が搬入出作業を手伝うことが必要です。更に、ご家族やお友達など複数の助っ人を得られれば大幅な作業時間短縮が可能です。
- ■待機料金
- お客様の都合で待機する場合にかかる料金です。
- 搬出~移動~搬入が予定通りに進み、待ち時間なしで行えることが重要です。荷受人は、ご本人様でなくても、ご家族の方や代理人の方でも結構です。荷送人と荷受人が同一の場合、ご自身の移動が最短時間で済むように事前にスケジュールを調整しておきましょう。
- ■積置料金
- 近距離引越なのに翌日降しといった場合にトラック占有料金としてかかる料金です。
- 通常、トラックが1時間で移動できる距離の引っ越しで5時間後の搬入を希望したり、近距離で翌日降しを希望の場合などは、荷物を積載した状況が長時間続きますので、トラックの占有料金として積置料金が必要となります。お客様ご自身の新居への移動も、できるだけ短時間で済むようスケジュール調整してみましょう。
- ■物件選び
- 部屋だけではなく、廊下や階段の供用部分、周りの道路事情も気にしてみましょう。
- トラックが進入できない路地や、傾斜地の階段通路に面した物件は、当然、作業は困難を極め、料金は非常に割高になります。また、トラックが進入可能でも、峡路の場合は、立ち木、ガード、門、軒、看板等の頭上の障害物によりトラックの進入が規制される場合があります。下見の際には、大通りから物件までのアクセス路の頭上チェックも心がけましょう。また、大きなお荷物をお持ちの場合は階段やドアの幅も確認しておきましょう。
- ■階数料金
- 基本的に上の階に行けば行くほど料金はアップします。
- 上の階は、防犯や景観は良いのですが料金的にはアップする要因になります。お荷物量にもよりますが、エレベーターの無い物件で4階以上の場合は、作業スタッフ1名での作業は困難になり作業スタッフ追加の対象になります。ただ、お手伝いの人数を2名以上手配頂ければ作業スタッフ1名で済む場合もございます。
- ■ダンボール
- 当店ではダンボールは別料金です。
- 近所の商店・スーパー・コンビニ・お勤め先などで無料で頂いてきましょう。しかし、ダンボールなら何でも良いのではありません。手に取って厚さと強度を確めて下さい。サイズはミカン箱程度を基準にして下さい。大きすぎると運ぶのが大変ですし、重いものを大量につめると底抜けの原因になります。よく引っ越しされる方は、前回使用したダンボールを畳んで保管しておくと便利です。
- ■引越工事
- エアコンの脱着
- 工事が必要無い物件を選ぶのが一番です。新規購入時とは違い引越時の脱着料金は以外と高額です。現在、実家にお住まいで、古いエアコンを外して新居に持っていこうとお考えの方も、ランニングコストまで考えると、新居で新たに購入した方が結果的にはお得な場合もあります。
- ■番外編
- 業者に依頼せずに自分でやれば費用は抑えられますが注意も必要です。
- 手配する車両ですが当日は晴れるとは限りませんからワンボックスカー・幌車・アルミバントラックが基本です。台車は必需品ですので出来る限り手配しましょう。また、作業にはご家族やお友達の協力が不可欠ですが、大人数だとお喋りばかりで効率が悪く、食事やお茶代もばかになりませんので、単身者なら助っ人は1~2人で十分です。ハイグレードマンション・タワーマンション・大規模物件の一斉入居の場合は業者に依頼する方が懸命です。
比較
例えば同じ20km移動の引越内容でもこれだけ料金に差がでてきます。
|
<安い例>Aさんのオーダー |
<高い例>Bさんのオーダー |
時期 |
月初めの平日 |
月末の土曜日 |
荷造り |
自分でやる |
業者にまかせる |
ダンボール |
自分で手配 |
業者から手配 |
搬入出 |
手伝う
(業者側作業スタッフ1名) |
業者にまかせる
(業者側作業スタッフ2名) |
荷降日 |
半日終了 |
翌日降し |
参考料金 |
¥15,000前後 |
¥30,000前後 |
同じ引越でも、依頼の仕方ひとつで、料金は2倍、3倍と変わっていきます。
引越費用を抑えるには
- (1)自分で出来ることは自分で行う
- (2)時間指定をしない
- (3)最短時間で終わらせるようにスケジュールを組むことが必要です。
あなたがAさんの様なオーダーをすれば、業者側も高い料金提示はできないはずです。